内視鏡検査について
ふじた医院では2013年初頭からオリンパス内視鏡ビデオスコープの最新システムであるEVIS LUCERA ELITE(イーヴィスルセラエリート)」 を導入しました。
これまでもふじた医院では内視鏡検査の患者様への負担を軽減するため経鼻内視鏡検査を行っておりましたがその細さ(外径:5.5mm)ゆえ先端に備えてあるCCDカメラの性能には限界があり経口内視鏡(外径:7.7mm)と比べやや見劣りすることは否めず、より注意深い観察が必要でした。このため検査時間が長くなってしまったり、検査担当医の感じるストレスも決して少ないものではありませんでした。
- 当院採用の経鼻内視鏡(GIF-XP290N)
2012年10月にオリンパスから発売された最新の経鼻内視鏡(XP290N)はルセラエリートと組み合わせることにより、これまでに比べより広い範囲をより鮮明に映し出すことが可能になり「見落としの少ない」内視鏡検査が実現できるものと考えます。
ふじた医院は患者さまに安全で、精密な内視鏡検査をお受けいただくためこれからも努力を惜しまない覚悟です。「検査は受けたいが内視鏡はつらいのでは…」とお考えの方、一度外来でご相談ください。
- 内視鏡検査室
- 回復室
NBIシステムとは?
“早期がんの発見”は消化管内視鏡検査の究極の目的と言えます。この目的を達成するべくこれまで様々な工夫がなされてきました。そんななか2005年頃NBIという技術が開発され今注目を集めています。
NBIは内視鏡から特殊な波長の光を出すことで粘膜の血管模様を強調して写し出すという技術です。癌部では周囲と血管の構造が違っているのでNBIでの観察により「がん」が浮かびあがって来ます。つまりNBIシステムによってこれまで見逃されていた小さな食道がん・胃がんや大腸がんを発見することができます。特に食道がんでその威力が期待されています。
これまでは小さな食道がんを発見するためルゴール染色法という方法が行われてきました。これは食道にルゴールというヨード剤をまいて、良く染まる正常部と染まりにくい癌部を見分ける方法で非常に有用な検査です。
しかしこの方法ではヨードの刺激性により検査中や検査後にのどの不快感や胸やけなどの症状が出ることが多く、また検査時間が余分にかかってしまいます。NBIではボタン一つで光の種類を変えられるのでルゴール染色の場合のような負担が全くなく、また診断能力もルゴール法とNBIではほとんど差がないと言われています。当院ではこのNBIシステムを2010年2月より導入し検査を行っています。
60歳以上の方、お酒を飲まれたりたばこを吸われる方は食道がんになりやすいと言われています。是非この機会にふじた医院で内視鏡検査を受けてみてはいかがでしょう。
CLINIC INFO
診療時間
休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日
※金曜日は発熱外来を20時まで延長しています。
※往診・訪問看護についてもお気軽にお問い合わせください。
医療法人ふじた医院
〒600-8267
京都市下京区大宮通七条下る御器屋町67番地
(七条大宮西南角)
- JR「京都」駅より徒歩15分。
- 「七条大宮」バス停より徒歩1分。
当院南隣りの専用駐車場をご利用ください。
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